APS-C機最高レベルの性能|α6600レビュー

カメラ

前回書いたNikon Z30と同じく今は手放してしまっていますが、所有時の所感をまとめました。

現在は後継機のα6700が発売されていますが、最新機種にこだわりがなくAPS-C機で高いレベルの性能のカメラをお探しの方の役に立てば幸いです。

ざっくりスペック

  • センサーサイズ:APS-C
  • 有効画素数:2420万画素
  • 液晶画面:チルト式タッチパネル
  • 動画撮影:最大4K30p、最大HD120p
  • 質量:約503g

外観

以下はSIGMAの30mm F1.4 DC DN Contemporaryを装着している状態です。
ボディーはマグネシウム合金を使用しており剛性に優れているため、望遠レンズでも不安はありませんが、比較的小型なのであまりかさばらないレンズと組み合わせてこじんまりとしたシステムで運用しても良さそうです。

液晶ディスプレイは180度チルト可動式で、完全にレンズ側に向けることも可能です。
あまりやりませんが自撮り等でも活躍しそうです。

バッテリーは前機種のα6500からグレードアップし、フルサイズのα7シリーズで使用されているZバッテリー(NP-FZ100)が共通で使用できます。
これすごいです。めっちゃ持ちます。

そしてバッテリーが大型化したことで、グリップも大きめに。
撮影時に深く握れ、安定させやすいです。

個人的にここだけ気に入らない点です。
アイピースのカップに埃がやたらと付着します。
バッグなんかに放り込んでおくと写真の通りに。
以前使用していたCanon機はこんなにならなかったんですが・・・。
素材によるものかと思いますが、改善してほしい点です。

作例

ともあれ、作例を数点。
キットレンズの高倍率ズームSEL18135とSIGMA30mmの混在ですが、全てjpegの撮って出しです。

いかがでしょうか?撮影者の腕の問題でうまく伝わらないかもしれませんが、
描写は全般的に解像度が高く、コントラストは自然であっさり目の印象を受けます。
曇天下(1~2枚目)では暗めの描写が強調されがちなため、露出を+に調整する必要がありそうです。
晴天下など光量が十分得られる状況では、自然かつクリーンな描写が得られました。

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まとめ こんな人におすすめ!

使用して一番感動したのは、やはり瞳認識性能の高さですね。
もう、瞬時にバチっと決まり、AFも爆速。
これだけで買った甲斐があったと感じられました。
このカメラは2019年発売で約6年前の機種ですが、動体撮影に関してはこの価格帯のカメラでは
後継機種を除き未だトップクラス
だと思います。
描写についても、あっさり目でスカッとしつつ、コントラストは高めの感じは好感が持てました。

使用感から整理すると、以下のような人にはおすすめです。

  • 縦横無尽に動き回る子供の撮影がメインの目的で、かつ重くなりすぎないシステムを求めている人
  • 記録写真の他、作品作りにも使えるレベルのカメラが欲しい人
  • 手軽に動画も撮影したい人(手ブレは割とあるため三脚固定など工夫が必要ですが、AFが爆速で高品質の動画が撮れました)
  • とにかく1台でなんでもこなせる万能カメラが欲しいという人

冒頭にも書きましたが、最新機種にこだわりのない方はこちらの機種を選択することも充分ありだと思います。
本体へ直接繋いでの充電ポートがType-CではなくmicroUSB(Type-B)なのは我慢するしかありませんが。(後継機種のα6700はUSB Type-Cに対応しています)

コンパクトながら非常に完成度が高い本機、ぜひチェックしてみてください!

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